失神(気絶)の原因、前兆、症状、見分け方 後遺症残る?呼吸とまる?治療が必要な場合とは?

  • 作成:2016/10/19

失神は気絶ともいいますが、脳全体の血液の流れが一時的に悪くなり、数分間意識を消失した状態のことをさします。失神の原因や症状、前兆の有無や対処法などを含めて、医師監修記事でわかりやすく解説します。

アスクドクターズ監修医師 アスクドクターズ監修医師

この記事の目安時間は6分です

失神で治療が必要なケースとは?

目次

「失神」「気絶」「卒倒」の定義と三者の関係 意識消失を伴う?発作の1つ?

意識がなくなることを、そのまま「意識消失」と言います。

脳全体の血液の流れが一時的に悪くなって、脱力を伴い、数分間(多くは5分以内)意識消失した状態のことを「失神」と言います。「脱力」とは、力が抜けてもともとの姿勢が保てなくなることです。

「気絶」、「気を失う」も、失神とだいたい同じ意味の言葉です。 会話よりも、小説や新聞などの文章で使われることが多い「卒倒」という言葉にも、「突然気を失って倒れること」という意味があります。

このように、一時的な意識消失状態を表す言葉は数多くありますが、医師や看護師、救急救命士などの医療スタッフが使う言葉が統一されていないと、医療の現場が混乱してしまいます。医療スタッフが使う共通言語としては、「失神」を使います。

「失神」はそれまで普通に活動していた人が、突然気を失い、気がついたら横になっていた、という状態です。失神した患者さんは救急車で病院に運ばれることが多いですが、救急隊員が到着した時には意識がだんだんと、または完全に回復していることも少なくありません。そばで見ていた人の多くが、「〇〇している時、急に倒れたんです」というのが特徴と言えます。突然ある病的な症状が出ることを「発作」と言いますから、失神を「一時的な意識消失発作」ということもできます。しかし、意識回復までの時間が長かったり、目はすぐに覚めたがもとの状態とは違う状態にまる場合は、「失神」とはいいません。

ちなみに、「失神」と「気絶」は、「卒倒」とは言葉の意味が少し違います。失神と気絶には、前述の通り「意識が一時的になくなった状態」という意味があります。卒倒も同様の意味がありますが、卒倒には「意識がなくなって戻らない」という意味もあります。

失神(気絶)の状態と睡眠の状態の違いは?

「失神」と「睡眠」という言葉を考えてみます。なかでも「失神」と「居眠り」という言葉を考えると、どちらも「意識がなくなって自然に元に戻る(目を覚ます)」状態という点は、共通しています。ですが、両者の大きな違いは、「睡眠はもとの姿勢を保つことができるが、失神はできない」という点です。

食後にデスクワークをしている(パソコンを打ったり、書類をチェックしたりしている)合間に、または授業・講義を聴いているうちに眠くなる、または眠ってしまうのは、多くの人が経験していると思います。

居眠りの場合は、前後左右に首や腰が動くことはありますが、椅子から床に崩れ落ちることはまずありません。また、時々電車の吊り革につかまったまま居眠りしている人を見かけますが、そのような方は、立ったままの姿勢を保っています。

しかし、失神の場合、脱力(力が抜けてもともとの姿勢が保てなくなること)を伴うので、立っている状態から、急に地面に崩れ落ちてしまいます。あるいは歩いている途中で、またはおしゃべりしている途中で意識がなくなって、倒れることもあります。座っている状態で意識を失った場合は、食事中に食器に顔をうずめたり、車の運転中にハンドルにおおいかぶさったりするような不自然な姿勢になります。

失神(気絶)の主な原因 ストレス、貧血、薬品、低血圧、アルコールでもなる?自律神経が原因の場合も?原因不明も少なくない?

失神の主な原因ですが、初めての病院の外来を受診する場合は、原因不明のことがいちばん多いと言われています。原因がわかっているものについては、大きく分けると3つあります。


1) 神経調節性失神(血管迷走神経性失神)

原因が明らかな失神の中で最も多いのが、神経調節性失神だ言われています。ショックや恐怖といったストレスを感じた後に気を失い、数分後に目覚めた、という場合はこれにあたります。また、病院やクリニックで採血中に気を失うというのも、この反射性失神のことがほとんどです。

様々な原因で、交感神経系(「自律神経」のうち、心拍を早くしたり心臓の動きを強くしたりして、血圧を上げるほうに働きかける神経システム)が抑制され、体のすみずみまで広がった末梢血管に影響が広がり、徐脈になる(脈拍が遅くなる)ことで、血圧が下がって起こります。このような身体の反応を、「血管迷走神経反射」と言うため、「血管迷走神経性」とも呼ばれます。他に、神経調節性失神が疑われる状況としては、主に、以下のようなものが考えられます。

・急に立ち上がった直後に倒れた
・激しい咳やくしゃみをした直後に倒れた
・食べ物を呑みこんだ直後に倒れた
・トイレで用を足している途中、または用を足した直後に倒れた
・運動後や食後に倒れた
・大声で笑ったり、楽器を思いきり吹いたり、重い物を持ち上げたりした直後に倒れた


2) 起立性低血圧

人が寝ている状態から立ち上がると、500mlから800ml(体全体の血液量の約10%から15%)の血液が、胸部から腹部や足の方に移動し、心臓に戻ってくる血液量が減ります。普通、起き上った状況では、脳や交感神経系(「自律神経」のうち、心拍を早くしたり心臓の動きを強くしたりして、血圧を上げるほうに働きかける神経システム)が反応して、血圧の過剰な低下が抑えられます。

具体的には、心拍数や心臓の収縮力が増えたり、末梢血管(手足や耳など、心臓から遠い部分にある細い血管)が収縮し細くなったりすることで、心臓に戻る血液量を保とうとします。

ですが、心臓への血流量を戻すための反応に異常がある場合や、循環血液量(体全体の血液量)が脳や交感神経の反応が追いつかないほど減った場合や、末梢血管拡張(血管が収縮した状態から広がって太くなること)した場合は、起立性低血圧、つまり立った時に急激に血圧が下がり、失神します。

起立性低血圧を起こす主な原因を以下に示します。

・老化(自律神経反応が低下するため) ・薬、飲酒(薬品やアルコールの作用で、脱水または血管拡張、
時にその両方が起こる) ・一度にたくさん食べ過ぎたとき(腹部の血管に血液が多く流れる)
・急な出血(生理中の女性などで見られる)
※ 急な出血でも、「消化管出血(食道・胃・腸からの出血。吐血・下血)」「子宮外妊娠部の破裂」「大動脈瘤破裂」「肝癌破裂」などは、緊急処置が必要となります。


3) 心血管性失神

心臓や太い血管、または脳血管の病気でが原因で失神を起こすことがあります。心血管性失神は、大きく2つに分けることができます。

(1)不整脈:徐脈性(脈が著しく遅くなる)、頻脈性(脈が著しく速くなる)ともにありえます。

(2)不整脈以外の心臓・大血管(心臓につながる太い血管)、脳血管の異常

・弁膜症→心臓の「心房」と「心室」、「心室」と「大血管」の間にある弁の機能が悪くなる病気。弁があることで血液が決まった方向に流れる

・心筋症→心筋が異常に厚くなったり薄く伸ばされた状態になり、血液を全身に流す機能が障害される

・大動脈解離→「左心室」から出て下腹部まで伸びる大動脈の内膜(大動脈壁のいちばん内側の層)に裂け目ができ、内膜と中膜(大動脈壁の真ん中の層)に血液が流れこむため、全身に流れる血液が減る

・肺塞栓症→「右心室」から肺に血液を送る肺動脈に大きな血栓(血の塊)が詰まり、血液がせき止められる。結果として、肺静脈から「左心房」に入っていく血液が減り、全身に流れる血液が減る

・くも膜下出血→脳血管が何らかの原因で破れて出血する。頭蓋内圧(頭の中の圧力)が上がり、激しい頭痛を訴える患者が多いが、激しい頭痛のために失神、または失神の後に頭痛を訴える患者もいる

心血管性失神は、神経調節生失神や原因不明の失神と比べると頻度は少ないですが。ただ、心血管性失神を起こした場合、1年後の死亡率は18%から33%と言われています。また心血管性失神を起こした人は、その後突然死する可能性もあると言われています。

したがって、心血管性失神の場合、病院にかかった後に、さらに詳しい検査などで精査や入院が必要になることが多いです。

失神(気絶)に前兆はある?ない?頭痛が起きる?

意識を失う前に、前駆症状(ぜんくしょうじょう;前兆と同じような意味)があるという失神患者さんが多いです。失神の前駆症状には次のようなものがあります。どれも血圧の急激な低下に関係した症状です。

・目の前が真っ暗(または真っ白)になる
・冷や汗をかく(暑くない、または熱いものを飲んだり食べたりしていないのに汗をかく)
・人の話し声が小さく聞こえる
・気分が悪い、吐き気や血の気が引く感じがする

前駆症状が、胸痛や動悸・息切れ、激しい頭痛または嘔吐の場合は、心血管性失神の可能性があります。不整脈や心臓の病気、くも膜下出血がないかどうかの精査が必要になります。

失神(気絶)の症状 呼吸は止まっている?失禁、いびき、嘔吐が起こることも?記憶がない?目に異常あり?

血圧が下がり 、脳の血液の循環が6秒から8秒中断されると、人は意識を失います。この状態から数分間以内(多くは5分以内)に意識がもとどおりになるのが失神です。

失神の主な症状は、一時的な意識消失、脱力(身体の力が抜けて元の姿勢が保てない)です。短い時間ですが脳が酸欠状態になるために、筋肉がぴくぴく動く痙攣(けいれん)が見られることもあります。いびきをかくことはありますが、ほとんどの場合、呼吸は止まりませんし、意識がない間は嘔吐することもありません。ただ、意識を失う直前に嘔吐し、吐いたものが喉に詰まった場合、呼吸が止まる可能性があります。

失神後の患者さんに話を聞くと、目の前が真っ暗(または真っ白)になったり、冷や汗をかいたり、吐き気や血の気が引く感じを覚えている人もいます(失神の前駆症状)。高齢者などの場合、前駆症状があっても、その記憶がないこともあります。

失神(気絶)とてんかん発作の違いは?

てんかん発作でも一時的に意識を失うことがありますが、失神とは以下の点が違います。

・意識消失時間が5分以上
・意識回復後もはっきりしない(ぼーっとした感じが続く)
・舌の縁に強く噛んだ痕が見られる(舌縁の咬傷)
・尿失禁が見られる
・発作の前兆(異常な匂いや味、胸がドキドキ、既視感(デジャヴ)など)がある

失神(気絶)の見分け方

姿勢が保てている場合は、失神の可能性は非常に低いので、ひとまず安心です。例えば、「座ったまま目を閉じている」「机の上に腕を組んでそこに顔を埋めている」といった状態で、首を上下に振っていたり、寝息が聞こえていれば、まず眠っていると判断して良いでしょう。

しかし、姿勢が不自然な場合、例えば「トイレやキッチンの床でうつ伏せになっている」「机の上のパソコンキーボードや食卓の食器に顔を埋めている」などの場合、脳全体の血圧の流れが一時的に悪くなり意識をなくした可能性が高いです。姿勢が不自然な状態から、数分で意識が戻れば、失神の可能性が高いです。

不自然な姿勢な人、普通は寝ないような場所で倒れている人がいたら、その状態を目撃していてもしていなくても、まず周りの人に助けを求めたり、救急車を呼んだりしたほうが良いです。

また、医療スタッフからすると、誰かが急に倒れたり、意識を失ったりする瞬間を、あなたが目撃した場合、その瞬間できれば時計を見て、時刻を覚えておいて教えてほしいと考えています。失神患者さんを診療する際、「どのくらいの時間意識がなかったか」がとても大切だからです。

失神(気絶)の場合は必ず病院へ?救急車を呼ぶべき?

突然人が倒れた場合、特にそれが初めての場合は、必ず救急車を呼んだほうが良いです。

また、失神の中でも、心血管性失神は、失神を起こした後の死亡率や、突然死の危険性が高いと言われています。気を失った人が以下に示す項目に当てはまる場合は、心血管性失神の可能性がありますので、必ず救急車を呼んだほうが良いでしょう。

・前駆症状(失神の前兆となる症状。目の前が真っ暗になる、吐き気、冷や汗などの症状)がない失神。または、失神の前に胸痛や動悸・息切れ、頭痛などの前駆症状があった
・仰向けの状態、または労作時(ろうさじ;運動したり普段より多めに動いたりした時)に気を失った(目撃者の証言が重要になります)
65歳以上
・心疾患(心臓の病気)のリスクがある患者(高血圧や糖尿病、高脂血症などの持病がある、不整脈や心臓の病気で入院した経験がある、など)
・家族に突然死した人がいる
・心電図の異常があると言われたことがある

失神を繰り返す若い人で、すでに心臓や血管に問題がないと言われている場合は、必ずしも病院へかかる必要はありませんが、頻繁(1カ月以内)に再発する場合は、薬物治療が有効なこともあるので、病院で医師に相談しましょう。

また、気を失った時の状態がいつもと違う(ぴくぴくと痙攣している)、意識が戻るのが遅い(5分以上かかった)、意識が戻ってもぼんやりしている、といった場合は、病院にかかったほうが良いです。

失神(気絶)が起きた際の対処法(応急処置)

誰かが気を失って倒れた場合、それが失神かどうか、一般の人には到底見分けがつくものではありません。目の前で人が倒れた場合の救助法はAHA(アメリカ心臓学会)が示したガイドライン(標準的な診療)が、日本でも広く使われています。目の前で人が倒れたら、以下のように対応しましょう。

1.肩を優しく叩きながら「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と大声で呼びかける
2.1.に対して反応がない場合は、周囲の人の助け、119番通報、AEDを要請する
3. 車道など危険な場所の場合は安全な場所へ患者を運び、胸の真ん中を押す胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始する

最近では自動車免許証取得時や総合病院内などで、救急救命士らによる市民向けの救急蘇生講習が行われているので、いざという時に備えて、講習を受けておくことをお勧めします。ひとりで何とかしようとせず、必ず周囲の人に協力を呼びかけることが大切です。一般的に、失神の場合は1.2.の段階で意識が戻ることが多いです。

失神(気絶)の場合、病院は何科が担当?

失神が起きた場合、都市部では、総合病院の救急外来や救急センターに救急車で搬送されることが多いです。最初に対応するのは、救急科の医師、循環器内科医、神経内科医、その他の内科医など様々です。救急外来での診察で、心血管性失神が疑われたり診断がついたりした場合は、循環器内科・心臓血管外科・脳神経外科などでさらに詳しい検査や治療が行われます。

失神(気絶)の病院での検査はどんなもの?何を鑑別する?

失神患者は、救急隊到着時には意識が戻っていることがほとんどです。病院に着くと、医師や看護師は、まず、バイタルサイン(気道・呼吸・循環・意識の状態。具体的には呼びかけに声を出して反応するか、呼吸状態、顔色、脈の触れ具合、手足が冷たくないか、など)を素早くチェックします。

それから、血圧や脈拍数、呼吸数を測り、心電図を装着し、失神前後の状況を本人や目撃者に確認します。意識がもどるまでの時間が5分以上かかっていたり、受け答えはできてもぼんやりしていたりして、「失神とは違う」と判断した場合は、てんかんや中毒など、別の病気を考えなければなりません。

「失神」という情報で、病院に来た患者さんであっても、医師はその情報にとらわれることなく、患者さんのバイタルサインや診察の状況から、考えられる複数の病気を頭の中に思い浮かべて、診察を進めていきます(「鑑別疾患」と言います)。

心血管性失神が疑われる場合は、超音波検査、CT検査、24時間ホルター心電図などを実施して、循環器内科医や脳神経外科医に連絡して、入院や通院の準備を整えます。また、緊急手術が必要な出血が疑われる場合も、超音波検査やCT検査を早めにやり、外科医と連携して緊急手術の準備を進めます。

心血管性失神以外の失神の場合は、心不全の既往歴(以前心不全になったことがあるか)、心電図の異常、貧血や息切れの有無、血圧の数値、年齢などから医師が総合的に判断して、帰宅できるかどうかを判断します。

また、外来ではよくチルト試験 (Tilt test)という検査が行われます。まずベッドで仰向けに寝ている状態(仰臥位;ぎょうがい)で血圧と脈拍を測り、しばらくして仰臥位から身体を起こして座ってもらい(坐位;ざい)、座った直後に血圧を測ります。吐き気や眼前暗黒感(目の前が真っ暗になる)などとともに、坐位での血圧・脈拍が仰臥位の時より下がっていればチルト試験は「陽性」となります。具体的に言うと、一般的に血圧が20mmHgから30mmHg低下した場合に「陽性」となります。

高所で作業する人やバスの運転手など、失神を起こすと致命的な状態になる人における初めての発作の場合、または失神を再発した人で心血管性失神ではないと判断された場合、「血管迷走神経反射(交感神経系が抑制され、末梢血管が広がり、徐脈になることで血圧が下がる反射)」の起こしやすさをみるのに役立つテストです。

失神(気絶)の際の治療が必要?どんなもの?

失神の原因がわかっているものについて、大きく分けると3つあります。 ここではその3つの治療について簡単に説明します。

1) 神経調節性失神(血管迷走神経性失神)
2) 起立性低血圧

1) 2)に関しては、原因となるようなもの・行動を避けることが最も効果的です。つまり、以下のような対応が有効となります。

・急に立ち上がらない
・暴飲暴食を避ける
・(高血圧等の持病がなければ)水分・塩分をこまめに十分に摂る
・医師の指示に従い、原因薬物を中止する

治療としては、弾性ストッキングを着用(心臓へ戻る血液量を増やす)、普段から頭を少し高くして(約10度)寝るなどして、起立の刺激に体を慣れさせる方法、交感神経刺激薬の内服(飲むこと)などがあります。

また、吐き気や眼前暗黒感(目の前が真っ暗になる)などの前駆症状がある場合は医師から、前駆症状を感じた瞬間にしゃがみこんだり横になったりするよう指導されます。これは血圧を上げるためと、万が一転んでも大けがには至らないようにするためです。

3) 心血管性失神

①不整脈:徐脈性(脈が著しく遅くなる)、頻脈性(脈が著しく速くなる)
不整脈の状態によって、薬物治療、カテーテルアブレーション(心臓の不整脈を起こしている原因部分を焼き切る)手術、除細動器(頻脈性)・ペースメーカー(除脈性)植込み術などの処置が行われます。

②不整脈以外の心臓・大血管(心臓につながる太い血管)、脳血管の異常
病状によって薬物治療、手術(カテーテルまたは開胸・開腹)が行われます。

失神(気絶)で後遺症が残ることがある?どんなもの?

脳全体の血液の流れが一時的に悪くなって脱力(力が抜けて、もともとの姿勢が保てなくなること)を伴い、意識消失しますが、数分後(多くは5分以内)には意識がもとに戻る、というのが失神の定義です。したがって、失神そのものには後遺症はありません。

しかし、脱力を伴うため、階段を上り下りしている途中や、道路などで失神し、頭などにけがをした場合は、そのけがの影響で後遺症が残ることがあります。国内では、救急搬送された失神患者の17%に何らかの外傷がみられたとの報告があります。 後遺症ではありませんが、失神を起こした人のうち20%以上、研究によっては半数以上の人が再発を経験している、という研究結果があります。

失神の再発は死亡や突然死とは直接関係はないと言われていますが、繰り返す失神は患者さんの日常生活に悪影響を及ぼし、本人や家族が大きな不安を抱えることになってしまいます。

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