過敏性腸症候群の原因、症状、治療 なりやすい年齢は?新薬に効果?ヨーグルトが効く?

  • 作成:2016/10/21

過敏性腸症候群とは、特定の病気や異常がないにもかかわらず、急な下痢や慢性の便秘を起こす病気です。いくつかのタイプにわかれていて、おならが症状のものもあります。治療や食事との関係 なりやすい年齢・性別などを含めて、医師監修記事で、わかりやすく解説します。

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おならが症状の過敏性腸症候群がある?

目次

過敏性腸症候群の原因 仕事のストレスでなる?

「過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)」という病気があります。過敏性腸症候群は急な下痢や慢性の便秘を起こす病気の総称ですが、患者さんの腸そのものからは、特定の病気や異常は見つかりません。そのため、なぜ症状が起こるのかは、はっきりとした原因は、まだ解明されていません。

しかし、急な下痢や慢性的な便秘そのものは、「セロトニン」という物質が、腸の壁を通して分泌されることが、直接の原因であると分かってきました。セロトニンは、別名「5-ヒドロキシタリプタミン」とも呼ばれる、脳がストレスを感じたときに放出される神経伝達物質(しんけいでんたつぶっしつ)です。

セロトニンとストレスが大変密接な関係であるため、過敏性腸症候群にもストレスが深く関わっていると考えられています。

過敏性腸症候群の患者によく見られるのが、仕事や学校に向かう途中で急にお腹が痛くなったり、下痢を起こしたりするケースです。このようなケースは、仕事や学校生活に大きなストレスを感じていることが原因となっていると推測されます。特に、オーバーワークになりがちな日本人は仕事によるストレスが大きい傾向にあり、腹痛・下痢に悩む過敏性腸症候群患者の数も増え続けています。

ストレスによって引き起こされる病気を改善させる最も根本的な方法は、原因となっているストレスを取り除くことです。とはいえ現実的には、ストレスを感じないように環境を変化させることはなかなか難しいでしょう。

したがって、感じているストレスを緩和させたり、下痢・腹痛の症状を薬などで抑えたりする方法で、過敏性腸症候群と付き合っているケースが多いのが現状です。

ストレスで、過敏性腸症候群を悪化させないためには、日常的なストレスをできるだけ減らすことや、自分に合った発散方法を見つけることが大切です。ストレスを感じすぎないよう気持ちに余裕を持つことや、楽しめる趣味を持つこと、リラックスできる時間を見つけることなどが、過敏性腸症候群の症状をしずめることに繋がる可能性があります。

過敏性腸症候群の症状 腹痛、吐き気、血便が起きる?

過敏性腸症候群の特徴的な症状に、「腹痛」「吐き気」「血便」があります。

腹痛はたいていの場合下痢や便秘を伴います。痛み方には個人差があり、「急に下腹が引き絞られるように痛む」「常にお腹が張って鈍痛が続く」などのケースが多く見られます。排便すると痛みがなくなる、軽減するということが多いようです。

吐き気は、過敏性腸症候群の主な原因であると考えられているストレスに起因しています。便秘とともに吐き気が現れることが多いようですが、これは過敏性腸症候群によって起こった便秘により、腸の中にガスが溜まり、胃を圧迫することが直接の原因です。

しかし、便秘の症状はないものの吐き気が起こるというケースもしばしば見られます。こういったケースでは、ストレスなどによって自律神経の働きが乱れていることが原因と考えられ、めまいや耳鳴りなどの症状が併発することもあります。自律神経の乱れは、心身ともにリラックスできる時間を作ることや、ストレス・精神的な疲れを軽くすることで改善されます。

血便は、過敏性腸症候群による便秘・下痢の弊害と言える症状です。便秘が長く続き、排便しようといきんだ際、腸の内側が一部傷ついたときや、繰り返し下痢を起こすことで腸壁に傷ができたときなどに、血便が見られます。

過敏性腸症候群に関連して起こった血便に含まれるのは、真っ赤な色の鮮血です。血の色が黒っぽかったり、黒い血と赤い血が混じっていたりする場合は、胃潰瘍や大腸がん、出血性大腸炎、大腸ポリープなどの病気が疑われます。そういった場合は医療機関を受診し、検査を受けてください。

過敏性腸症候群になりやすい年齢と性別

過敏性腸症候群は現在、日本人の約10%から15%に見られ、発症頻度の高い病気として知られています。男性よりも女性の患者数の方がやや多く、発症の男女比は、女性が男性より1.6倍程度です。特に発症しやすい年齢は20代前半から40代後半までと見られています。

過敏性腸症候群の「下痢型」「便秘型」とは?

過敏性腸症候群の最も代表的な症状は、急性の下痢と慢性的な便秘です。

突然、腹痛が始まり、水状・泥状の下痢症状が起こるタイプを「下痢型」と呼びます。対して、慢性的な便秘で、排便があっても固い便やこま切れのコロコロした便ばかり見られるタイプを「便秘型」と呼びます。

過敏性腸症候群の患者の大半は下痢型あるいは便秘型に分類されますが、両方の症状が併発したり、下痢と便秘をかわるがわる繰り返したりする「混合型」の患者も時たま見られます。

過敏性腸症候群の症状の現れ方は特徴的で、下痢型を患う患者のほとんどは男性です。反対に、便秘型を患う患者のほとんどは女性で占められています。

過敏性腸症候群を完治させるには、ストレスの緩和や生活習慣の改善といった長期的な取り組みが必要になりますが、下痢型の症状も便秘型の症状も、普段の食生活に気を遣うことである程度軽くすることができます。

下痢型の場合は、胃腸の温度を下げて、働きを低下させる冷たい飲み物やアイスクリームなどを避けましょう。また、腸に刺激を与える辛い食べ物や香辛料もなるべく摂らないようにしてください。そして、消化しにくく胃腸に負担をかける食べ物は下痢を引き起こす大きな原因となるため、油分の多い食べ物、納豆などの発酵食品、刺身などの生ものを控えるよう気を付けましょう。

下痢型の方で、注意が必要なのは、一見腸内環境改善に役立ちそうな根菜類です。たしかに根菜は、繊維質を豊富に含み腸の中を掃除する効果がありますが、じつは非常に消化しにくい食材であるため、下痢型の人には逆効果です。消化しやすいレタスなどの葉物の野菜から繊維質を摂りましょう。

便秘型の場合は、食物繊維をたくさん摂る必要があるため、根菜類やいも類、キャベツなどの野菜を積極的に食べましょう。また、ビタミンB群やビタミンCも便秘を和らげるために有効です。ほうれん草やトマトなどの緑黄色野菜、みかんやりんごなどの果物からとったり、サプリメントを食事にプラスして摂取しても良いでしょう。

避けなくてはいけない食べ物は、アルコールや炭酸飲料、香辛料といった刺激物です。また、小腸・大腸への負担を抑えるため、油分の多い食べ物も控えてください。

おならが症状 ガス型過敏性腸症候群とは?

下痢型、便秘型に加え、「ガス型」と分類される過敏性腸症候群があります。

ガス型の過敏性腸症候群は、その名前の通り腸の中にガスがたままることにより、おならや腹部の張りなどの症状をもたらします。便秘型と同じく女性によく見られるタイプの過敏性腸症候群です。

最も代表的な症状が、おならが非常に出やすくなることです。困ったことに、ガス型過敏性腸症候群によるおならは、健康な人のおならより臭いが強く、我慢していても自分で気が付かないうちにおならが漏れてしまうこともしばしばあります。

おならを常に我慢していなければいけない辛さや、「おならが漏れてしまっていないか」という不安のせいで、職場や学校などでの生活が困難になるケースも少なくありません。特に、狭い部屋で長時間誰かと一緒に過ごすときや、階段やエスカレーターなどすぐ後ろに人がいるときなどは、プレッシャーを強く感じ、ストレスに直結することがよくあります。過敏性腸症候群は主にストレスによって症状が起こりますが、おならの症状によってさらなるストレスが生まれるという悪循環に陥ってしまうのです。

ガス型過敏性腸症候群は、おなら以外にも「腹鳴(ふくめい)」やお腹の張りなどの症状を引き起こします。「腹鳴」とは、空腹時にお腹がグゥーと鳴るのと同じように、お腹から「ゴロゴロ」「ポコポコ」「グー」「パチパチ」といった音が鳴ることです。過敏性腸症候群の場合は、主に下腹部や左のわき腹から音が聞こえます。これらの音は、腸の中でガスが移動するとき、腸自体もつられて一緒に動くために鳴ると考えられています。

お腹の張りは、腸にガスが大量に溜まることによるものです。症状が重いときには、普段はいているズボンやスカートが入らなくなるほど、お腹が膨れることもあります。ずっとおならを我慢していると余計にガスが溜まってしまうため、時々トイレなどでガスを抜いてあげることが大切です。

過敏性腸症候群の診断基準は、「腸そのものには病気・異常がない」ということです。おならなどの症状に心当たりがあっても、検査をするまでは過敏性腸症候群かどうかは判別できません。腸内にガスが溜まる症状は、大腸がんや腸閉塞(ちょうへいそく)、十二指腸潰瘍どの重大な病気によっても起こることがあるため、自分で「ガス型過敏性腸症候群だ」と勝手に判断せず、必ず病院で検査を受けてください。

食事面では、ガス型の場合も気を付けるべき点がいくつかあります。腸に刺激や負担を与えると、症状が重くなる可能性があるため、辛い食べ物や脂っこい食事、冷たい飲み物、炭酸飲料、アルコールの摂取はなるべく控えましょう。また、腸内のガスを増やさないために、ゴボウなどの根菜類、さつまいもなどのイモ類、ねぎ、柑橘類、ぶどう、豆類などを摂りすぎないよう注意してください。

過敏性腸症候群の診断基準と検査 セルフチェック項目は?

過敏性腸症候群を診断する際に前提となるのは、「胃や腸に明確な病気・異常が認められないこと」です。はっきりした病気を持たない、つまり「健康であるはずの胃や腸」なのに不調が起こる場合のみを過敏性腸症候群と診断します。

したがって、過敏性腸症候群であるかどうかを判断する前に、腸全体の健康状態の診察が必要になります。また、大腸ガンや大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)、乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)などの、腸にまつわる病気の可能性を探るために、検査をする必要があります。これらの病気は、過敏性腸症候群と似た症状を起こすことがある疾病です。

消化器内科で診察と検査を受け、胃・腸に具体的な病気がないと分かった場合、次のような症状に当てはまるかどうかを確認します。病院での受診がまだの人でも、自分が過敏性腸症候群かもしれないと思い当たる場合は、症状を参考にセルフチェックしてみましょう。

(1)下腹部に痛みを感じることがある
(2)お腹の張りや、排便してもスッキリしないなど、腹部に不快感がある
(3)急な便意が起こり、水や泥のような下痢が見られる
(4)慢性的な便秘があり、排便があってもコロコロした小さな便ばかり見られる

以上の症状のうち、2つ以上にあてはまる場合は、次の2つの診断基準もチェックしてみましょう。

・(1)から(4)の症状が3日以上にわたって起こり、さらに3カ月以上にわたって繰り返し起こる
・(1)から(4)の症状があるが、排便することで改善されたり和らいだりする

上記2つも、あてはまる場合、過敏性腸症候群である可能性が考えられます。

過敏性腸症候群を断定するための検査方法はありませんので、症状や症状の現れ方、頻度などをかんがみて、診断することになります。だからこそ、自分の普段の症状をしっかりチェックして、できるだけ正確な情報を医師に伝えることが大切となります。

過敏性腸症候群の治療概要 病院は何科にいく?

「過敏性腸症候群かもしれない」と思い当った場合は、まずは内科を受診してみましょう。あくまで過敏性腸症候群は、腸がある程度健康なのに下痢や便秘、おならなどの症状が続くというものです。しかし、過敏性腸症候群らしい症状があるというだけでは、腸に明確な病気が潜んでいる可能性を見過ごせません。そのため、内科・消化器内科で診断を受け、腸の検査をすることをおすすめします。

過敏性腸症候群と診断された場合、内科では症状を抑えるための対処療法を行います。薬を服用し、症状を軽くしたりコントロールしたりすることが目的です。

主に用いられるのは、腸の過敏状態を和らげるための「消化管機能調節薬」、便を正常な形状に近づける「便性状改善薬」などです。加えて、下痢型の場合は整腸薬、便秘型の場合は下剤を用い、症状を一時的に鎮めます。 薬物療法以外では、症状を緩和・抑制するための食事指導や、生活習慣の改善のための取組みを行うことがあります。

過敏性腸症候群の主な原因はストレスであるため、腸を検査して異常が認められない場合は心療内科での治療を受けるのも良いでしょう。症状が重いときには抗うつ剤や抗不安剤などの薬物療法を行いますが、根本的な改善を目指すためにはストレスマネジメントをすることが重要です。

まずは、ストレスの原因を探り、何にストレスを感じているかを自覚することから始めます。ストレスの原因が分かれば、可能な限り日常から、ストレスを取り除くことができないかを、医師やまわりの人と考えていくこととなります。

ストレスの源をなくすことが最善の方法ですが、不可能な場合はストレスを感じにくくするための考え方や、上手に発散するための方法を身に着け、ストレスと適度に付き合っていく取組みをします。

精神的な変化を得て、過敏性腸症候群の原因を根元から解消することが最終的な目的ですが、解消までには、数カ月あるいは数年の時間がかかることがほとんどです。

焦らずにじっくりと完治を目指すための理想的な治療の受け方は、内科で腸をサポートする治療を受けつつ、同時に診療内科で精神的なサポートを受けることです。無理のない範囲で構いませんが、多方面から過敏性腸症候群を改善させていく取り組みが必要です。

過敏性腸症候群の病院の治療薬 新薬が効く?

2008年から、一部の症例に対して過敏性腸症候群のための新しい治療薬が使われ始めました。「ラモセトロン塩酸塩」という物質を主要成分とする新薬で、初めは下痢型の過敏性腸症候群の男性患者のみに適用されていましたが、2014年からは女性の下痢型過敏性腸症候群にも用いられるようになりました。

過敏性腸症候群の症状は、脳がストレスを受けた時に放出される「セロトニン」という物質が腸内に分泌されることによって引き起こされます。「ラモセトロン塩酸塩」には、セロトニンの分泌を抑える作用があります。特に下痢の症状は、セロトニンによる影響が大きいため、ラモセトロン塩酸塩による効果が大きいのです。

しかし、過敏性腸症候群の治療薬には副作用があるため、使用するかどうかは医師とよく相談して決める必要があります。現在、新薬で確認されている主な副作用は、便秘と硬便(便が固くなる)です。副作用の出現率は、男性よりも女性の方が高く、約2割の人に便秘・硬便が見られます。治療薬を服用中に3日以上便通がない場合は、速やかに医師に相談してください。

また、まれにアナフィラキシーショック(激しいアレルギー反応)、虚血性大腸炎(きょけつせいだいちょうえん・血便や激しい腹痛を伴う)といった重大な副作用が起こることがあります。治療薬の服用を開始する際は、副作用が起こる可能性を考慮して決定する必要がありますので、医師と十分相談するようにしましょう。

なお、特定の抗うつ剤・胃腸薬・痛み止め・咳止めの薬剤を使用している人、腹部手術歴がありイレウス(ガスや便が腸内に充満する重大な疾患)が起こる可能性がある人は使えないことがあります。

副作用の問題から、治療薬は下痢型過敏性腸症候群の患者にしか適用されていません。2016年時点で、便秘型・混合型・ガス型の人の人には、使われていません。

過敏性腸症候群に漢方薬や市販薬はある?

過敏性腸症候群の主な原因はストレスであり、それに影響を受けた自律神経系や神経伝達物質の作用が症状を引き起こしていると考えられています。そのため、過敏性腸症候群を根本から解消するにはストレスの軽減や解消といった精神的な対処が必要です。したがって、過敏性腸症候群そのものを完治させる薬はありません。しかし、過敏性腸症候群による症状を漢方薬や市販薬で一時的に抑えることは可能です。

市販薬であれば、整腸剤や下痢止め、便秘薬などを使って症状をしずめます。整腸剤には、「ビフィズス菌」や「ラクトミン」などの乳酸菌が有効成分として頻繁に使われます。下痢止めには「タンニン酸ベルベリン」や「ロートエキス」などが、便秘薬には「ピコスルファートナトリウム水和物」などの成分や、排便を促す下剤などが含まれます。

以上のように、過敏性腸症候群に有効な市販薬は様々な種類が販売されています。しかし、医師の診断を受けずに自分で薬を決めて服用することは大きなリスクを伴います。

例えば、「市販の下痢止めを使って下痢を抑えたところ、下痢の原因が過敏性腸症候群ではなく細菌の感染であったため、症状が長引き悪化した」などのケースが起こり得ます。ですので、医師の診断・処方を受けたことがない状態で、市販薬を使うべきではないのです。気になる症状があるときは必ず内科を受診し、診察や検査を受けるようにしましょう。

漢方薬では、筋肉の緊張をほぐし、腸の動きを正常に近づける「桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)」、冷えを取り去り腸を整える「大建中湯(だいけんちゅうとう)」などを用います。どちらの薬も、下痢と便秘の両方に効果がある漢方薬です。

また、下痢の症状に対しては「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」を、便秘の症状に対しては「当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)」を使うこともあります。 これらの漢方薬の中には、薬局などで購入できるものもありますが、副作用などの問題があります。使う前に、一度医療機関を受診し、医師の診断や処方を受けるようにしましょう。

過敏性腸症候群、食事でなる?食事で治る?ヨーグルトの効果は?

過敏性腸症候群の根本的な原因は、ストレスとそれに関連する自律神経系の乱れであると考えられています。しかし、栄養の偏った食生活や、腸に負担を強いる食事ばかりを続けていると、過敏性腸症候群を発症しやすくなったり、症状が出始めるきっかけとなる可能性があります。

予防のためには、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。特に、油っこい食べ物やアルコール、スパイス・香辛料が多く含まれた辛い食べ物は、刺激が強い上に、吸収もされづらいため、腸に大きな負担がかかります。摂り過ぎには十分に注意しましょう。

反対に、食事内容に気をつかうことで、過敏性腸症候群の症状の軽減を目指すことができます。下痢の症状がある場合は、消化に良い食材を中心とした食生活を心がけましょう。じゃがいもやサツマイモ、里芋などのいも類、バナナやリンゴなどの果物類、脂質の少ない白身魚といった食べ物は消化しやすく栄養価も高いので積極的に摂ることをおすすめします。また、冷たい飲み物・食べ物は腸の消化機能を下げるので控えてください。

便秘の症状に対しては、ゴボウや大根、人参、ショウガなどの根菜類やキャベツなどの葉物から食物繊維をたくさん得ることが有効です。タンニンを多く含む赤ワインなどは便秘を悪化させるため避けましょう。

お腹の張りやおならなどの症状がある場合は、腸内のガスを増やすいも類、根菜類、発酵食品、ねぎ、炭酸飲料、柑橘系の果物などを控え、乳酸菌を含むヨーグルトを食生活に取り入れてみてください。

ヨーグルトには、腸内環境を整えるビフィズス菌などの乳酸菌が含まれるため、慢性的な下痢や便秘にも効果的です。ビフィズス菌の栄養源となるオリゴ糖と併せて積極的に摂取しましょう。

ただ、急性の下痢の症状がある場合は、腸を休ませる必要があるので、ヨーグルトを食べると逆効果です。症状が治まった翌日以降までは食べないように気を付けてください。

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