アルコール依存症の原因、症状、治療 正確に影響?基準量は?離脱症状、寿命への影響なども解説

  • 作成:2016/10/20

アルコール依存症とは、よく知られているように、アルコールを極度に欲する状態が続く病気で、名前の通り、依存症の1種です。うつ病や認知症との関係も指摘されています。原因、症状、治療、予防方法や、各種疑問を含めて、専門医師の監修記事で、わかりやすく解説します。

豊田早苗 監修
とよだクリニック 院長
豊田早苗 先生

この記事の目安時間は6分です

アルコール依存症は寿命に影響する?

目次

アルコール依存症の概要・定義 「アル中」と同義?

アルコールに関連した、すべての問題は「アルコール関連問題」と呼ばれ、健康問題だけでなく、社会的な問題も含んでいます。このうち、長年にわたって大量に飲酒を続け、アルコールなしでは生活できない状態を「アルコール依存症(alcohol dependence)」と呼んでいます。

では、「アルコール依存症」と「アルコール中毒」とは、何が違うのでしょうか。アルコール中毒(alcoholism)は「急性」と「慢性」の2つに分類されます。「急性アルコール中毒」は、いわゆる、お酒に慣れていない大学生がお酒の一気飲みをして救急車で搬送されるような、危険な酩酊状態のことです。一方、「慢性アルコール中毒」は、長年にわたる飲酒によって生じてくる問題であり、アルコール依存症と大きな違いはありません。ただし、現在では、「アルコール中毒」「アル中」などと言わず、アルコール依存症と表現することのほうが多くなっているようです。

アルコール依存症は、体内からアルコールが抜けると、頭痛や吐き気、異常な発汗、震えなどの離脱症状が出現して、アルコールを飲まずにはいられない状態、一口でもアルコールを口にすれば、飲みすぎてしまう状態、さらには、健康問題などさまざまな問題が起こっていても飲酒を止めることができない状態です。言い換えると、「家族や仕事、趣味などよりも、飲酒を優先させてしまう状態」と表現すれば分かりやすいかもしれません。

アルコール依存症は、現在でも増加傾向であり、特に女性や高齢者での増加が目立っています。それに伴い、厚生労働省の掲げる「健康日本21」の中でも、「節度ある飲酒」と「多量飲酒」を定義しており、純アルコール量で1日20g程度の飲酒を「節度ある飲酒」、1日60gを超える飲酒を「多量飲酒」としています。
*1日20gのアルコール量とは、大体「ビールなら中ビン1本」「日本酒なら1合」「チュウハイ(7%)なら350mL缶1本」「ウィスキーならダブル1杯」に相当します。
また、国などが取り組む「健康日本21」というプランでは、具体的な多量飲酒者の削減目標を掲げるなどして、アルコール関連問題に取り組んでおり、社会問題としても注目を集めています。

アルコール依存症(アル中)の原因 遺伝や性格も関係ある?

アルコールに限らず、精神疾患の多くは個人の持つ要因(遺伝、性格など)と環境要因(親子・家族関係、仕事など)の相互作用によって発症するとされています。

Goodwinという研究者らの双生児の研究では、アルコール依存症の遺伝的要因を強調しており、50%から60%が遺伝要因で残りが環境要因であるとしています。遺伝的要因を裏付ける根拠としては、アルコール代謝に関わる遺伝子の多型が挙げられます。

そもそもアルコールは消化管から吸収され、「アセトアルデヒド」という物質を経由して「酢酸」に代謝されます。その際、「アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)」という酵素が働きますが、この酵素には「低活性型」と「非活性型」が存在します(いわゆるお酒に弱い人です)。この2つのタイプでは飲酒後、顔が赤らんだり。頭痛をきたすため、アルコール依存症に対しては防御的に働く、つまり、アルコール依存症にはなりにくいわけです。逆に、お酒に強い人では、アルコール依存症に促進的に働きます。

また、個人の性格(パーソナリティ)も大きく関係しており、ストレスに弱い、不安感や孤独感・劣等感が強いことなどがアルコール依存症になりやすい要因として挙げられます。このような性格の人は一度断酒しても、社会から「アルコール依存症」というレッテルを貼られることで、人目を気にせず自分らしさを発揮することが難しく、再び、アルコールにて手をだしてしまう側面を持っています。

一方で、環境要因としては、幼児期の家族関係・親子関係のあり方が大きく影響しているという研究結果も多くあります。これらの研究の共通点として、親からの愛情に乏しい、情緒不安定な関係であることが強調されています。

また、Jellinekという研究者らはアルコール依存症の社会的側面の影響を報告しています。これは文化や職業、学歴などの側面を含んでいます。日本でもアルコール依存症の比較的多い地域とされている長崎県では、背景に漁村や炭鉱が多く、飲酒機会の多いことなどが挙げられています。

このようにアルコール依存症の原因には遺伝や性格をはじめとした個人的な素因と、自分が育った背景や仕事などの環境要因が相互に絡み合って形成されていると言えます。

アルコール依存症(アル中)の患者数

2013年に実施された全国調査では、飲酒日に純アルコール量として60g以上摂取していた多量飲酒の人は980万人、うち、アルコール依存症の疑いのある人がそのおよそ1/3にあたる294万人、さらに治療の必要とされる人は109万人いると推計されています。男女比では、男性95万人、女性14万人となっています。一方で、アルコール依存症の発症年齢については男女で大きな差はなく、平均で45歳前後という結果でした。

しかし、厚生労働省の患者調査によると、実際にアルコール依存症の治療を受けた患者数は4万人超であり、アルコール依存症患者がおよそ109万人であることを考えると、極めて受診率の低いことが分かります。

参考までに、2003年の調査結果では、男性72万人、女性8万人で合計80万人と推計されており、最近10年間で増加傾向、特に女性での伸びが著しいことが分かります。

また、近年の特徴として女性や高齢者のアルコール依存症が増加傾向であり、問題視されています。特に20歳から24歳の年代では、男性よりも女性のほうが飲酒の割合が多く、背景に、女性の社会進出や晩婚化の影響があると考えられています。また、これを裏付けるように女性の飲酒割合も増加しており、1954年の女性の飲酒率は13%でしたが、2003年の調査では63%と飛躍的に伸びています。女性の場合、アルコールを分解する力が弱いため、同じ飲酒量でも男性より害を受けやすく、アルコール依存症になりやすいと言われており問題となっています。

*アルコール度数5%のビール500mlでは、比重を考慮すると、純アルコール量は20gとなります。

アルコール依存症(アル中)のとうつ病の関係

日本では1998年より自殺が急増し、現在でも、年間2万人を超える高い値で推移しています。自殺原因としてうつ病は以前より対策が取られてきましたが、海外では。アルコール使用障害は、うつ病と並ぶ重要な自殺に関連した問題として認識されています。

アルコール使用障害は、自殺リスクを60倍から120倍高めるとされており、うつ病の悪化を招くことも指摘されています。その理由としては、飲酒が絶望感や孤独感を増強すること、自分に対する攻撃性を高めること、視野を狭めて自殺への行動をかきたてることなどが挙げられます。

アルコール依存症とうつ病の関係については、以下のようなパターンがあります。

・アルコールの長期大量飲酒によってうつ病になる場合
・もともとうつ病があり、気分の落ち込みや不眠などのうつの症状を和らげようとしてアルコールを摂取し、アルコール依存症になる場合
・アルコール依存症の離脱症状としてうつ病を発症する場合

アメリカにおける大規模調査でも、アルコール依存症の患者には過去1年間のうつ病が27.9%の方で確認され、一般住民と比較するとうつ病になるリスクが3.9倍であると報告しています。

しかし、飲酒がうつ病の経過に影響するかどうかについては意見が分かれており、関連は明らかではありません。

アルコール依存症(アル中)と認知症の関係

アルコール依存症に限らず、多量の飲酒をする人には認知症が見られることが知られています。疫学研究でも、アルコール依存症や、多量飲酒をする人には脳の萎縮が高率で見られ、認知症のリスクを高めることが分かっており、多量飲酒により4.6倍認知症のリスクが高くなります。

また、アルコールが関係する認知症では、若い人でも脳が障害されます。アルコールが原因による認知症を一般的に「アルコール性認知症」と呼んでいます。

アルコール認知症の原因としては、さまざまな要因が考えられており、脳梗塞や頭部外傷、肝硬変、糖尿病、Wernicke(ウェルニッケ)脳症、Korsakoff(コルサコフ)症候群などが挙げられます。

アルコールに特有の疾患として「ウェルニッケ脳症」、「コルサコフ症候群」があります。ウェルニッケ脳症は、アルコール多飲者の偏った食事による栄養障害が原因で、ビタミンB1の欠乏によって起こります。症状としては、突然の意識障害、歩行障害、眼振(左右への眼球運動)が特徴的なものになります。治療にはビタミンB1の投与を行っていきます。ウェルニッケ脳症は、未治療の場合には予後が悪く、コルサコフ症候群に移行します。

コルサコフ症候群はウェルニッケ脳症が慢性化したもので、記憶障害や、作話とよばれるつじつまを合わせるために話をでっちあげる行為、場所や日時を把握できない見当識障害などがみられます。コルサコフ症候群に至ってしまうと、ビタミンB1を投与しても症状が改善しない場合も多くなってきます。

アルコール依存症(アル中)は寿命に影響する?

アルコール依存症や大量飲酒は、アルコールが原因で発症する肝炎・肝硬変などの肝障害、糖尿病、がん、脳神経障害、心疾患、胃腸障害などさまざまな内科的な病気を引き起こします。

また、アルコール依存症では、酩酊状態による不慮の事故やうつ病による自殺などが死亡原因として多く見られ、アルコール依存症患者の平均寿命は50歳代前半と言われています。もちろん中高年になってアルコール依存症になる方もいらっしゃいますが、この数字は現在の日本の平均寿命が男性80.50歳、女性86.83歳であることを考えると、大変若くして亡くなる方が多いことがよく分かります。

アルコール依存症患者は入院治療を行い、退院後も断酒をつづけていきますが、そのうち約8割の人が再び飲酒の欲求に負けてしまいます。さらに、再飲酒した人の4割は10年以内に死亡するという数字も出ており、アルコール依存症は非常に死に結びついた病気なのです。

ドイツのグライフスヴァルト大学の報告でも、アルコール依存者の寿命は平均で20年ほど短く、喫煙者よりも寿命が短いという結果を発表しています。また、アルコール依存者では、自殺リスクが高いことも懸念されており、日本の自殺予防総合対策センターの調査でも、自殺者の23%が、1年以内にアルコールに関わる問題を抱えていたというデータを公表しています。

アルコール依存症(アル中)患者の死亡原因 突然死が多い?

アルコール依存症は、精神的な依存状態を作るだけでなく、慢性的な飲酒は身体にもさまざまな問題を引き起こします。アルコール依存症の方の三大死亡原因としては、「肝硬変」、「心不全」、「不慮の事故」が挙げられます。また、治療を受けていない方では、平均して50歳から52歳で、亡くなると言われています。

まず、アルコールによる肝障害では、長期の飲酒によって脂肪肝からアルコール性肝炎を経て、最終的には肝硬変となります。アルコール性肝障害でも、黄疸や全身倦怠感などの症状をきたします。さらに、肝硬変に至ると、肝臓の細胞が広汎に壊れ、「食道静脈瘤」や「肝性昏睡」と言われる意識障害、最終的には肝臓がんのリスクも非常に高くなり、死亡率の高い病気になります。

また、長期の飲酒によって心臓が肥大し、息切れや動悸、最終的には心不全となる「アルコール心筋症」という病態も知られています。不整脈や糖尿病の合併は心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを上げ、アルコール依存症で見られる突然死の原因となります。

3つ目に挙げた不慮の事故は、アルコール依存症の状態を想像すれば容易に推測できますが、飲酒によってつまづいたり、物にぶつかったりと常に生傷が絶えません。それだけで済めばよいですが、中には飲酒運転など大きな事故を起こして死亡原因となることも多いと言えます。

アルコール依存症(アル中)の男性のチェック項目

アルコール依存症の早期発見のために、自分でできるチェックシートがいくつか作成されています。現在日本では、「新久里浜式アルコール症スクリーニングテスト」がよく使用されています。

アルコール依存症の治療は早期に発見できれば、通院治療が十分に可能であり、自分自身、あるいはご家族や友人に疑いのある方がいらっしゃる場合には一度試してみてはいかがでしょうか。このスクリーニングテストは、男性版では10個の質問に「はい」「いいえ」の2択で質問に答えていくだけですので、簡単に行うことができます。インターネット等でも行うことができますので、ぜひ試してみてください。以下は、スクリーニングテストの質問項目になります。

食事は1曰3回、ほぼ規則的にとっている
糖尿病、肝臓病、または心臓病と診断され、その治療を受けたことがある
酒を飲まないと寝付けないことが多い
二曰酔いで仕事を休んだり、大事な約束を守らなかったりしたことが時々ある
酒をやめる必要性を感じたことがある
酒を飲まなければいい人だとよく言われる
家族に隠すようにして酒を飲むことがある
酒がきれたときに、汗が出たり、手が震えたり、いらいらや不眠など苦しいことがある
朝酒や昼酒の経験が何度かある
飲まないほうがよい生活を送れそうだと思う

合計点が0点の場合は正常、1点から3点が要注意群(ただし1つ目の項目で1点の場合は正常)、4点以上ではアルコール依存症の疑いあるということになります。

簡単なチェックをして心配な方は、一度専門の外来を受診することをお勧めします。ただし、これらのチェックシートは診断のために用いるものではありませんので、あくまでも目安程度のものと考えてください。

アルコール依存症(アル中)の女性のチェック項目

アルコール依存症に対する簡単なチェックシートとして、女性用の「新久里浜式アルコール症スクリーニングテスト」もよく用いられています。こちらも男性版と同様に質問に答えるもので、8つの質問に対して「はい」か「いいえ」の2択で答えるだけです。不安な方はやってみてください。ただし、診断基準ではありませんので注意してください。以下は、スクリーニングテストの質問項目になります。

酒を飲まないと寝付けないことが多い
医師からアルコールを控えるようにと言われたことがある
せめて今日だけは酒を飲むまいと思っていても、つい飲んでしまうことが多い
酒の量を減らそうとしたり、酒を止めようと試みたことがある
飲酒しながら、仕事、家事、育児をすることがある
私のしていた仕事をまわりの人がするようになった
酒を飲まなければいい人だとよく言われる
自分の飲酒についてうしろめたさを感じたことがある

合計点が0点の場合は正常、1点から2点が要注意群(ただし6つ目の項目で1点の場合は正常)、3点以上ではアルコール依存症の疑いあるということになります。

アルコール依存症(アル中)の初期症状

アルコール依存症は急性の病気ではありませんので、一度お酒を飲みすぎたり、急性アルコール中毒になったからといって依存症にはなりません。アルコール依存症の診断基準のポイントとしては、以下のようなものがあります。

・飲酒量をコントロールできない
・離脱症状が現れる
・禁酒できない
・周りに迷惑をかける

安全あるいは健全な飲酒を飲み会など何かの機会に飲む「機会飲酒」だとすると、依存症へのプロセスとして次にやってくるのは「習慣飲酒」です。毎日晩酌している方にとっては少し驚かれるかもしれませんが、日常的に飲酒を続けているとアルコールに耐性ができていきます。つまりお酒に強くなっていくということです。その結果、酔うためには飲酒量が徐々に増えたり、飲酒しないと物足りないと感じる状態になります。この段階を依存症への一歩手前、境界だと考えてください。

いよいよ依存状態となると初期症状として、「飲まずには寝れない」、「昼間でもお酒を飲むことが待ち遠しい」、「アルコールが切れるとふるえや冷や汗など体調に異常が出てくる」などの症状が出現します。

また、この段階になると周囲も異変に気づき、控えるように注意してきたり、自分でも止められなくなっていることに気付き始めているため、飲酒量を少なめに申告するようになります。

初期状態を過ぎると、ついに周りに迷惑をかけたり、朝から連続的に飲酒をするようになったり、離脱症状や身体の不調も顕著になってきます。アルコール依存症へのプロセスを防ぐためには、依存症の一歩手前や初期の段階で気付き、習慣飲酒を止めることです。遅ければ遅いほど、飲酒量のコントロールが難しくなりますので、注意が必要です。

アルコール依存症(アル中)で性格に影響が出ることがある?

アルコール依存症では、もともとの性格に関わらず、暴力的になるなど性格や人格の変化も見られてきます。その結果、周りの人が寄り付かなくなり、不安や孤独を助長してさらに飲酒するといった依存症が抜け出せない状況にもなります。アルコール依存者の性格変化の傾向としていくつかの特徴があります。

1つは他人に対して暴力的となることです。自分の飲酒に関する問題は棚に上げ、ささいなことでも激昂するなど暴言が目立つことが特徴です。特に被害を受けるのが身近にいる家族です。しかし、この暴力的な背景にはアルコール依存状態をどうにかしたいがどうにもできない苦しさや孤独感、飲まずにはいられない情けなさがあることも知っておく必要があります。

2つ目はアルコール依存症に対する否認です。否認は、アルコール依存者によく見られることで、飲酒に依存していることや、そもそも飲みすぎていることを認めようとはしない傾向にあります。そのため、アルコール依存症治療ではまず、自分の病気に目を向けて断酒しなければいけないということを認識させることが重要となります。また、飲酒を正当化し、「お祝い事だから」「付き合いだから」などと理由をつけて飲酒を続けます。さらに飲酒するために嘘も目立つようになり、飲酒のために欠勤する、もらったお金を飲酒にまわすなどが例です。

3つ目としては自己否定的な感情が目立つ点です。これは、他人に対して攻撃的であることの裏返しでもありますが、アルコールが切れたときに飲酒がすべてとなっている自分が情けなく、自己嫌悪するようになります。また、周囲の人には飲酒が止められない自分のことを理解してもらえず、孤独感も増してきます。自己への否定的な感情を打ち消すためにもさらに飲酒に走ってしまい、悪循環におちいるのです。

アルコール依存症では、性格や人格の変化として病的な部分と正常な部分が混在して、依存症をさらに進行させてしまいます。依存症の治療には、患者本人と周りの人が病気について正しく認識することが大切となります。

アルコール依存症(アル中)の症状に男女差はある?

女性の飲酒は近年増加傾向であり、女性の社会進出なども影響して20歳から24歳においては、飲酒率は女性が男性を抜いてしまっている状況です。しかし、同じ飲酒量で比較した場合、女性のほうがアルコールの分解が遅いため酔いやすいことが知られています。また、アルコールによるさまざま健康問題も女性のほうが生じやすいと報告されており、肝障害や脳障害がその代表例です。

さらに、アルコール依存症に関しても、女性は発症までの時間が男性よりも短いこと(6年以内に発症しやすい)が分かっています。女性のほうがアルコール依存症になりやすいわけですが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。

アルコール依存症の原因については、大きく遺伝的要因と環境要因が影響していますが、男性に比べて、女性は環境要因が強いとされています。特に家族や生育関係が影響し、心理的や身体的な暴力を受けていた人が多いと報告されています。

アルコールに伴う身体的障害についても、男性より少ない飲酒で肝障害をきたしやすく、多量飲酒は乳がんのリスクを高めることが明らかとなっています。

精神的な合併症についても女性で発症する割合が高いことが報告されています。具体的には、うつ病、他の薬物依存、摂食障害の頻度が高く、アルコール依存症の発症までの期間が短いことの一因となっていると考えられます。

さらに女性のアルコール依存症では、依存症に対するマイナスイメージから男性に比べてアルコールの依存状態となっていることを隠す傾向にあり、周囲から気付かれにくい傾向にあります。

アルコール依存症(アル中)は病院の何科にいく?受診をうながすために何をする?

アルコール依存症を治療するためには断酒が不可欠ですが、すでに依存症になってしまっているため、自分で飲酒をコントロールすることはもはやできなくなっています。そのため、アルコール依存症の治療には、本人の意志や家族の協力のもと、専門の医療機関で治療を行い、自助グループ等に参加しながら生涯にわたって断酒を継続していく必要があります。

まず、アルコール依存症やその疑いがある場合には何科を受診すればよいのでしょうか。基本的に総合病院では精神科や心療内科が一般的となります。「精神科」と聞くと、敷居が高く感じるかもしれませんが、勇気をもって受診しましょう。

より良いのは、アルコール依存症の専門外来を掲げている医療機関に行くことです。一般的な精神科では、アルコール依存症に熟知していない可能性もあります。アルコール依存症は、再飲酒率が非常に高いこともありますので、より専門的な病院を受診することがよいでしょう。

一方で、患者さん自ら病院に行こうとすればよいのですが、飲酒を止めたいながらも、飲酒欲求に勝てず、正当な理由をつけて依存症であることを認めたがらない傾向にあります。そのため、受診に際しては、家族など周囲のサポートも大切になります。

まず、アルコール依存症の方に対して強制的あるいは威圧的に無理やり病院に連れて行くことはあまり意味がありません。アルコール依存症治療には、本人の意志がとても大切になります。患者さんが酔っていないときに、飲酒をとがめるのではなく、飲酒を止められなくなっている現在の状況を一緒にふりかえることが第一歩です。その上で、本人にも問題を自覚してもらい、受診を勧めましょう。

しかしそうは言っても、なかなかうまくいかないことも多いでしょう。家族だけで問題を抱えていることは非常に負担となりますので、まず、本人ではなく、家族が保健所や精神保健福祉センターなどに相談してみることも選択肢となりえます。

アルコール依存症(アル中)の依存型のタイプ

アルコール依存症の対応を考える上で重要なのが、「精神的依存」、「身体的依存」、「耐性」です。耐性については、アルコールの感受性が低下したり、アルコールの分解が活性化することで、酔うために必要な飲酒量が増加することです。

まず、「精神的依存」は、飲酒量を自分ではコントロールできなくなる状態を指しています。節酒ができない、医師からやめるように言われても禁酒できないことがこれにあたります。アルコール依存症が進行し、さらに飲酒コントロールができなくなると、「連続飲酒」という状態に至ります。これはお酒を飲むことが生活の中心となり、食事もろくに摂らず、朝から晩までお酒を飲み続けている状態です。精神的な依存状態は一生続き、たとえ治療を受けて10年間断酒していても、再び飲酒することで再発してしまいます。

一方で、身体的依存は「離脱症状」のことを言います。通常であれば飲酒をして酔いを感じてもお酒が抜ければ元の状態に戻りますが、アルコール依存症では逆に常に体内にアルコールが存在する状態が当たり前となって、お酒が抜けると身体の不調が現れます。これを「離脱症状」と呼びます。具体的には、頭痛や吐き気、ふるえ、いらつきなど不快な症状であるため、再び飲酒をしてしまい悪循環となってしまいます。

アルコール依存症はアルコールの耐性化に加えて、精神的・身体的に依存状態を作ってしまう病気なのです。

アルコール依存症(アル中)の診断基準はどんなもの?飲酒量は関係がある?ない?

アルコール依存症の診断基準には、WHOの発行する「国際疾病分類(ICD-10)」や、米国精神神経学会が作成した診断基準である「DSM-Ⅳ」がよく用いられています。

ICD-10による診断基準では、以下の項目のうち過去1年間に3項目以上が「同時に1ヶ月以上続いた」もしくは「繰り返し出現した」場合とされています。

1 飲酒したいという強い欲望あるいは強迫感 2 飲酒の開始、終了、あるいは飲酒量に関して行動をコントロールすることが困難 3 禁酒あるいは減酒したときの離脱症状 4 耐性の証拠 5 飲酒にかわる楽しみや興味を無視し、飲酒せざるをえない時間やその効果からの回復に要する時間が延長 6 明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒

2の典型は、連続的な飲酒で、節酒することができない状態で、医師から止められていても我慢できないといった状況です。4の耐性は連続飲酒によって今までの量では酔いを感じることができず、徐々に飲酒量が増えてしまうことを意味しています。

ICD-10の診断基準からも分かるように、アルコール依存症の主要な症状として、「節酒できずに連続飲酒になりやすい」、「断酒すると離脱症状が現れる」、「禁酒しようとしてもできない」、「周りに迷惑をかける」という点が挙げられます。

また、自分がアルコール依存症かどうか不安な人に対しては、自分でできるアルコール依存症スクリーニングテストも存在します。

そもそもアルコール依存症(アル中)は治療可能?治療の成功率は高い?低い?

アルコール依存症は、自分ではどうにも飲酒量のコントロールができなくなってしまう病気です。この状態は一度依存症になると治すことはできず、一生にわたって依存症になってしまいます。その意味では、アルコール依存症は治らない病気であると言えます。しかし、アルコール依存症では適切に治療を行えば、お酒を飲まないことで普通の生活に戻ることが可能です。その意味で「治癒」ではなく、「回復」と言ったほうが適切かもしれません。

しかし、アルコール依存症の治療で常に注意しなければならないのが、「再飲酒」の問題です。一般的には2カ月から3カ月の入院治療を行って退院し、通院や自助グループへ参加しながら断酒を継続していきますが、退院後に断酒率は急激に低下してしまいます。

退院後2.5か月→およそ半分
治療後2年から3年→28%から32%
5年前後→22%から23%
8年から10年→19%から30%

期間が長くなると減少していきますが、5年以降では20%から30%程度で安定していきます。治療が順調であっても一度飲酒してしまえば依存症は再発してしまいますので、再飲酒してしまった場合、再び根気よく治療を続けていくことが大切です。

アルコール依存症(アル中)の治療 薬はある?作用機序と副作用は?

アルコール依存症に対して補助的に用いられる薬として、「抗酒薬」と呼ばれるものがあります。抗酒薬を服用すればアルコール依存症が治るわけではありませんが、抗酒薬を服用していると、飲酒時に不快な反応を起こさせ、断酒を継続するために有効です。

アルコール依存症に使用される抗酒薬としては、「シアナミド(商品名:シアナマイド)」、「ジスルフィラム(商品名:ノックビン)」などがあります。そもそもアルコールは体内で分解される過程で、肝臓において「アセトアルデヒド」という物質を経て「酢酸」へと分解されていきます。分解への過程で、吐き気や嘔吐、頭痛、動悸、顔の赤らみなどの症状を出現させるのが、アセトアルデヒドになります。

抗酒薬はこの代謝に働いて、アセトアルデヒドから酢酸への分解を阻害する薬になります。したがって、抗酒薬を服用して飲酒すると、アセトアルデヒドが分解されないため、吐き気や頭痛などの不快な症状が出現しやすくなり、飲酒の予防となります。

アルコール依存症において難しいのは、いかに断酒を継続できるかということです。外出時など飲酒を誘惑されることも多く、抗酒薬を服用していれば、お酒を飲んだら苦しい症状が出ることを知っているため、飲酒の抑制効果も期待できます。

また、家族や周囲の人に対しては治療に対する意思表示にもつながります。ただし、抗酒薬はアルコール依存症を根本的に治療する薬ではありませんので、克服するためには離脱症状の治療や、精神療法などを行っていく必要があり、あくまでも補助的な位置づけになります。

一方、副作用は基本的に少ないですが、肝障害や発疹などの皮膚症状が出ることも報告されています。

アルコール依存症(アル中)の薬以外の治療はどんなもの?

アルコール依存症の治療は一般的に4つのステップからなっており、「導入期」「解毒期」「リハビリ前期」「リハビリ後期」に分けられます。これは主にアルコール依存症の専門病院など医療機関で行われるものです。

まず、「導入期」では、患者さん自身がアルコール依存症という病気であることを正しく認識し、治療に取り組む姿勢を作ります。その後、「解毒期」では断酒を開始し、離脱症状などアルコール関連の問題を治療していきます。リハビリ期になると、心理社会的な治療を行っていきます。

アルコール依存症では、いかに断酒を継続していくかかが問題であり、途中でリタイアしてしまい再飲酒するケースも少なくありません。再飲酒を防ぐために、心理社会的な治療は非常に重要であり、さまざまな治療を組み合わせながら行っていきます。具体的な例としては、酒害教育、精神療法、認知行動療法、自助グループへの参加などが挙げられます。

酒害教育はアルコール依存症に対する正しい理解や、飲酒がもたらす問題について教育を行っていくものです。精神療法は自助グループに近い部分がありますが、医師や臨床心理士の指導のもと、自分の抱える問題について話し合い、断酒などについて考えていくものです。

また、最近では認知行動療法も注目されています。認知行動療法は、患者さん自ら飲酒や依存に対する考え方を検討し、自分の認識の偏りに気付くことで、断酒の目的や継続のための方法を考えていくものです。

アルコール依存症では、薬物治療や入院で一時的な断酒は可能ですが、いかに長期間にわたって断酒を継続し、再発を予防するかが重要になります。再発予防のためには、同じような境遇の仲間との支え合い、心理社会的な治療がとても大切になります。

アルコール依存症(アル中)で入院・強制入院になることがある?なぜ?

アルコール依存症の治療としては、多くの場合、入院治療が選択されます。もちろん患者さん本人の精神状態が安定しており、家族の支援などもあって通院で治療できると判断される場合には、外来で治療することもあります。

入院期間は一般的に2カ月から3カ月程度です。アルコール依存症の専門病院によってもプログラムは多少ことなりますが、現在では女性専用のコースなども用意されています。

治療の最初のステップが解毒期になります。解毒期には断酒を開始し、離脱症状や合併している臓器障害、精神疾患の治療を行っていきます。解毒期3週間程度で症状が落ち着き、精神療法も開始されます。

症状がある程度落ち着くとリハビリ期に移ります。リハビリ期では、精神療法によって飲酒に対する考え方を見直したり、退院後の生活を送るためのリハビリを行っていきます。退院すると、定期的に通院したり、断酒会などの自助グループに参加しながら、断酒を長期的に継続していくこととなります。

一方で、患者の生命に危険を及ぼす場合、あるいは自分を傷つけたり、他人に危害を及ぼす危険性がある場合などは、強制力を持って入院させる場合もあります。その制度の1つに「医療保護入院」という形態があります。医療保護入院は「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」という法律で規定されており、患者本人の同意が無くても、入院治療が必要な状態で家族の同意があれば入院できるものです。

アルコール依存症(アル中)に必須の断酒 節酒は意味がある?ない?

アルコール依存症の治療において最も大切なことは、「断酒」、すなわち今後一滴もアルコールを飲まないことです。「節酒」は意味がありません。

そもそもアルコール依存症は、飲酒量をコントロールすることができず、お酒をやめることができないという病気です。したがって、いつまでも飲酒を続けるか、完全にお酒を断ちきるかのどちらかしかありません。

断酒はアルコール依存症の最も基本的な治療となります。しかし、すでにアルコール依存症になってしまった患者さんにとって独りでお酒を止めることは難しく、断酒による離脱症状や飲酒欲求によって再度飲酒してしまうことも少なくありません。

断酒をするためには、まず本人が断酒を決意することが大切ですが、その上で断酒を継続するためには、アルコール依存症の専門外来に通院することや断酒会などの自助グループに通うことが重要になります。

また、飲酒したいと思わせるような環境をできるだけ作らないことも有効です。例えば、居酒屋などのある繁華街を避ける、飲み仲間との付き合いを断つなどです。

アルコール依存症の患者さんにとって断酒は大変なことですので、自分の意志だけでは限界もあります。家族の支えや医療機関、自助グループなどを利用しながら根気よく治療していくことが大切です。

アルコール依存症(アル中)の離脱症状とはどんなもの?どれくらいの期間続く?

アルコールに身体が慣れてしまって、身体的もアルコールに依存状態となっていると、体内からアルコールが抜けたときに「離脱症状」が出現してきます。いわゆる禁断症状と言われるものです。

離脱症状に時期によって大きく2つの群に分けることができ、「早期離脱症状群」と「後期離脱症状群」があります。

早期離脱症状群は、飲酒をやめて数時間で出現する早い症状で、断酒を継続すれば数日でこの症状は消えていきます。もちろん再度飲酒すれば症状は消えますが、飲酒をやめられない悪循環になってしまうことは言うまでもありません。早期離脱症状は多岐にわたりますが、手のふるえ、寝汗、不眠、吐き気や嘔吐、血圧の上昇、脈が速くなる、集中力の低下、幻覚、けいれんなどです。幻覚は、実際には人がいないのに自分の悪口を言われているなどの幻聴が見られることもあります。また、けいれんは、「アルコールてんかん」と呼ばれ、断酒後2日以内に起こる意識消失を伴う全身のけいれん発作ですが、1分から2分程度で治まり、特別な治療を必要としません。

一方で後期離脱症状群は、断酒後数日(2、3日)で出現することが多く、多くの場合は3日程度で消失しますが、長期間(3か月程度)続くこともあります。症状は、早期離脱症状に比べて精神的なものが目立ち、幻聴に加えて幻視や、見当識障害、興奮などが見られます。幻視の例としては、「身体を虫がはっている」と訴えるなどがあります。「見当識障害」は、具体的には、時間や場所、人の区別がつかなくなることをいいます。また、発熱やふるえなどの症状も見られることがあります。

アルコール依存症では、アルコールをやめる意志があっても、不快な離脱症状があるために飲酒を続けてしまう場合がほとんどです。

アルコール依存症(アル中)できく「スリップ」とは?

「スリップ」とは一言でいえば、「再飲酒」のことです。つまり断酒していた人が再びお酒に手を出してしまい、再発してしまうことを言います。原因には断酒を継続していく上で、何らかのストレスが発生してしまった場合や、断酒する意味を見失ったりすることが考えられます。

そもそもアルコール依存症は、非常に再発率が高く、1回の治療で回復すればよいですが、なかなか難しいのが現状です。退院しても2.5か月以内に再飲酒してしまう人がおよそ半分、1年間断酒を続けられる人は3割程度というデータもあります。患者さん自身が飲酒を止めたいと思っていても再飲酒してしまうこともあり、本人や家族が落胆することもあります。

しかし、再飲酒のリスクが常に付きまとう病気であることを認識したうえで、スリップ状態になっても、治療を再開したり、自助グループに参加して早めにフォローしていくことが大切になります。

アルコール依存症(アル中)の社会的な影響 家族、子供への影響がある?離婚も?

アルコール依存症は、精神的な依存あるいは身体的な依存だけでなく、社会や家庭など自分の周りの環境に取り返しのつかない大きな影響を与えてしまいます。

アルコール依存症が進行すると、仕事中でも離脱症状が出現するようになり、仕事のミスが多くなって上司から注意を受けたり、仕事中でも飲酒をしてしまう、遅刻や欠勤が目立つようになります。最終的には職を失ってしまうこともあり、社会的信用を失っていきます。

また、アルコール依存症で、少なくない人で問題となるのが家族との関係性です。職を失うことは収入を維持できなくなり、飲酒のために多額のお金を使うため、経済的にも困窮してきます。家族にとっては、暴言や暴力を振るわれることもあり、家庭としての基本的な役割である休息の場を失われていきます。

子どもにとっても、暴言だけでなく、酔っているときと正常な時とでは言っていることが違うため混乱を招いたり、アルコール中心の生活によって精神的に荒廃していくことが考えられます。また、親にとっても、異性の親がアルコール依存症である際、異性の親に常に怒りを向けているため、時にその怒りが子どもに向けられるなど混乱を生じます。子どもの社会的な面でも、友達を家に呼べないなど徐々に孤立していき、成績不振や神経症などさまざまな問題を起こす可能性があります。最終的には家庭の崩壊を招き、離婚に至るケースも少なくありません。

家庭への影響を少しでも回避するためにも、家族のアルコール依存症に対する正しい理解も大切になります。家族は、正常な状態を知っているため、病人として客観的に見ることができません。そのため、怒りや不安、被害者意識を持つことが多くなります。

まずは、アルコール依存症は「本人の力ではもはやどうすることもできない病気である」ということを理解し、一緒に支えながら治療をしていこうという姿勢が大切になります。

アルコール依存症(アル中)を支える体制 入所施設や断酒グループはどんなもの?

アルコール依存症の治療には個人の努力や医療機関での治療だけでは断酒を継続することが難しい場面もあります。そのため、入所して治療する施設やさまざまな支援団体があり、アルコール依存症の患者さんを支援しています。

アルコール依存症の方どうしが集まり、互いに励まし合いながら克服していこうとするのが「自助グループ」という考え方です。日本におけるアルコール依存症の代表的な自助グループとしては、「断酒会」と「アルコホーリクス・アノニマス(AA)」があります。まず、断酒会は1950年代に端を発し、現在では日本全国に約530の団体が存在します。それらを取りまとめているのが「全日本断酒連盟(全断連)」という団体であり、会員数は1万人弱です。断酒会の活動は、例会が主で、20人くらいで約2時間、家族も参加しながらアルコールに関わる自分たちの問題などを話します。

一方、AAはもともとアメリカでできた団体でアルコール依存者本人であれば誰でも参加でき、本名なども匿名で参加することができます。AAも、1時間程度それぞれが飲酒に関する問題や悩みについて語ることが、主な活動です。

また、アルコール依存症の方が医療機関とは別に、依存症から回復するために通所あるいは入所して、自立を目指す同じ目的を持った人と共同生活を行う場所もあります。

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Q

アルコール依存症の診断について

アルコール依存症が不安になり、禁酒をしてみたところ 離脱症状(?)のようなものがあらわれました。はっきりとわかる感じではないのですが手がふるえているような感じがしました。それが3日ほど続き、手の震えのようなものはなくなったのですが理由の無い憂鬱な感覚が表れては消え、という状態が二日続きました。今はなんともありません。 アルコール依存症に関するサイトで調べてみると、自分は 依存症かもしれないなと思い今のところ3週間禁酒を(まだ断酒する決意はできていません)続けているのですが、依存症とはっきり診断されるのが怖くて診察を受けられずにいます。 ちなみに飲酒量はウイスキーの場合シングルを3〜5杯で、ほぼ毎日飲んでいました。 アルコール依存の疑いがあってクリニックを訪ねる場合、診断はどのようにするものなのでしょうか? (30代 男性)

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5年前にアルコール依存症とうつと診断され、ルボックス、デパス、マイスリーを服用しています。アルコール依存症とうつはかなり軽快していますが、最近仕事のトラブルからイライラが多くなってデパスを頓服で増量してもらいました。 以前からデパスにはかなり依存しており、外出時に持っていないと不安になります。主治医の先生は、量的には多く無いので(1日3mg)様子を見ましょうとのことです。 ただ、この先減薬する自信がありません。デパスを飲まないとイライラします。アルコール依存症の後遺症でしょうか。アルコールは断酒会にも通っていますので飲酒欲求はありません。お酒がデパスに取って代わったようです。このまま飲み続けても大丈夫でしょうか。宜しくお願いします。 (40代/男性)

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40代/男性

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